初回投稿日2020年05月27日
最終更新日2022年05月25日
車中泊用換気扇を簡単で丈夫に作れる方法を考えた
山登りで車中泊を始めてから最初に必要と感じたのは換気扇でした
車の中で寝ていると熱や湿気や匂いがこもって不快です
防犯上全開にはできないので窓を開けてもなかなか空気が入れ替わってくれないんです
それから数年かけて3種類の換気扇を作ってみました
その経験で「簡単な工具」「丈夫さ」「簡単な加工」をテーマにDIY初心者でもでも作れる方法を考えてみました
今まで作った車中泊用換気扇3種類
車中泊用換気扇1号機
温度表示はありませんが温度センサースイッチを付けてます
風量はスイッチで回すファンの数で調整します
上から全部切、右、中央、左の順になっています
ファンを通して中が見えるのが欠点です
取付はクッションを厚くして窓ガラスに挟みます、ガラスに取付位置をテープで印をつけておきます
目隠しにプラダンで作ったカバーを付けます、赤い目印に換気扇が合っていれば横はまります、窓の締め具合で下側が微妙です
車中泊快適化アイディア 換気扇製作1号機車中泊用換気扇2号機
外側に目隠しをつけて中が見えない様にしています
右側のつまみで全体の風量を調整でき中央のつまみで個別にも調整できます
温度センサースイッチで設定温度で入切します
車中泊用換気扇2号機 内側
車中泊快適化アイディア プライバシー対応換気扇製作車中泊用換気扇3号機
クロスフローファンを使って中が見えず軽くもなりましたがファン の音が少し大きいです
リモコンで風量調整もできます
温度センサースイッチで設定温度で入切します
製作に自信がなくても工具が少なくても作れる方法を考えてみました
ファンを窓ガラスで挟んでプラダンで目隠しを作るのが丈夫で作りやすいと思います
材料について
車中泊用換気扇を作りたいと思っても工作に自信のない方や工具を持っていない方が多いと思います
そして加工が簡単なプラダンなどの材料は強度か足りないという欠点があります
これを解決する方法を考えてみました
ファンはUSBファンが使いやすく電源もモバイルバッテリーで簡単です
車中泊が本格的になったらサブバッテリーなどを使えば良いかと思います
プラダンという材料はカッターで切れて加工が簡単です
強度が足りないのでこれにファンを取り付けるのは不安定です
木材は丈夫ですが加工は難しいです
ホームセンターのカットサービスを使えば正確で安いです
接着は木工用ボンドでできます
今回は木材は2種類購入します
縦2.5cm X横2.5cm長さ91cmの角材を購入して
12cmを2本、29cmを2本にカットしてもらいます
可能であれば1〜2mm長めに切ってもらいます
縦0.6cm横3.0cm(長さは120cm以上)の薄板を購入して
29cmを4本に切ってもらいます
可能であれば29cmの角材と同じ長さに切ってもらいます
補助材料でクッションテープを2種類
幅25mmのクッションテープを柔らかいのと硬いのと2種類購入します
柔らかいのは60cm、硬いのは30cmだけ必要です
大型のホームセンターの切売コーナーを利用した方が良いです
作り方
ファンの枠はファンを置いて木材を4ヶ所木工用ボンドで接着します
乾くまで輪ゴムなどでおさえるようにします
下にラップを敷いておくとはみ出したボンドがくっつきません
上の状態でボンドが固まったら今度は薄板を木工ボンドまたは木ねじで貼り付けます
こんな感じでファンを挟み込む感じです
上下にクッションを貼り付けます
下の硬い方のクションには窓ガラスがはまる溝をカッターで切ります、上の柔らかいクッションは2重にします
プラダンを窓の形に切り取りますが上を1センチ位ガラスより長くします
ゴミ袋を開いて水に濡らしてガラスに貼りサインペンで形をとると楽にできます
(撮影の都合で助手席の窓になってます)
取り付け位置にテープでガラスに印を付けておきいつもこの位置に取り付けます
ガラスを換気扇を挟んだ位置まで開けて(18cm位)プラダンに印を付けます
ファンを付けた目印の位置に置き、切取る位置に線を引きます5mm位大きく切り余裕を持たせて取り付けやすくします
換気扇が入る位置にビニールテープをこんな感じで両側から貼ります、テープが見やすい様に赤のテープを使っていますので黒のプラダンに黒のテープがおすすめです
窓ガラスに挟んだ状態、窓を少しずつ上げて調整してください、前後に軽く揺らして固定しているのを確認します
目隠しをはめ込んで完成です、フリードスパイクは内側が複雑な構造なので見本作成で表側に付けてます、色は見本が見やすい様にグレーと赤にしています
USBファンであれば中でモバイルバッテリー に繋ぐだけです、あとは好みで塗装などの仕上げをすれば良いかと思います
今回は使いませんでしたがPCファンにはファンガードやファンフィルターという別売りパーツがあってケガ防止や虫対策に便利です
最後まで見ていただきありがとうございます
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